今月（１１月７日〜１２月７日まで）の吉方位をご紹介します。
陰暦で換算するので、きっちり１日から始まりませんのでご注意。

今月はズバリ！西（庚・酉・辛）方位と東（甲・卯・乙）方位です。
西方向、東方向からの来客は吉です。
自分の家と会社から見ての方位ですので、その方向から来る人はあなたに幸運をもたらすかも？
また人（生年月日）によっても吉方位、凶方位は違いますので、１１月の吉方位があなたの吉方位と重なれば最高ですね

ブログで“気学でみるあなたの性格”を連載しています。
一白水星〜九紫火星生まれまで、あなたやあなたのお友達の性格は？という疑問にはBlogをクリックして下さい。
きっと明確な答えが見つかります。

先日、仕事の大阪でJR環状線を周っていて大阪城が見えたので今日は大阪城の風水についての話題です。
1585年石山本願寺の跡地に安土城をはるかに凌ぐスケールの大阪城が完成しました。

この城は風水を意識したのか、外観は黒ベースに金で彩りをなし、天井、壁、障子の骨組みなども金でなされ、さらに度肝を抜くのは茶室もすべて金という驚くべきものでした。

この石山本願寺は生前に織田信長が欲していた難攻不落の要塞で、風水的にいうと「富（黄金）」の集まる立地条件を満たしたところでした。

風水は五行を活用した理論ですが、この城は「金」と「水」、すなわち大きな財を生む目的で造られた城でしょう。「金」の方位である京都の桂川から流れる「水」が、淀川の「水」と合流し、更に城にある「金」のパワーを押し上げる形になっています。

このように秀吉は主君織田信長と同じように、それまでの戦国時代になかった「経済」という力を背景に天下統一を成し遂げました。
しかしすべては栄枯盛衰、「水の気」が強すぎる風水は得てして「土の気」を削いでしまい、後継者の運気を殺してしまう結果になったようです。

金の力に慢心してしまい、義の心を失い、人心が離れてしまう愚かさは何時の時代も繰り返されているようです。

伊勢神宮には外宮（豊受大神宮）と内宮（皇大神宮）と、それに付随する多数の宮社よりなり、20年に一度の式年遷宮（次回は平成25年）で神様の住まいを新しく建て替える儀式が行われます。
実はこの20年に一度の建て替えというのが風水的観点（地運）からみたら非常に重要な意味をもっているのです。
現実の社会では20年に一度家を建て替えるということは余程のお金持ちでないと難しいかもしれませんが、時代とともに変わる地運の運気を家にひきこむ為に古来より行われてきたものなのです。

ここで内宮（皇大神宮）が置かれている位置は周りを囲む高倉山と周りを流れる五十鈴川が風水でいうところの龍穴を作り、また正殿が建っている配置は南向きで、ちょうど後ろに宝物殿を二つ控え三合相（火局三合）を形成します。この三合相は天照大神が太陽神であることから「火（ヒ）」を強調し、権威や格式を高めていく形態になっています。

いにしえの時代から多くの人々の心の故郷である伊勢神宮は風水の絶大な力も借りて、今もなお古今東西の人々に「心の癒し」を与えているのです。

【天才イチローを天人地で分析してみましょう】

大リーグでも前人未到の１０年連続２００本安打の新記録を打ち立てたイチロー。

イチローの成功は、天賦の才能と努力の結果と言ってしまえばそれまでですが、ここで天人地の風水に基づいて彼を検証したいと思います。

イチローは１９７３年１０月２２日（生時不明）生まれで
生年　癸丑己　食神　偏印　養
生月　壬戌戊　傷官　印綬　冠帯　羊刃
生日　辛卯乙　　　　偏財　絶　　　　　　空亡；午未

この生年月日から見るイチローの宿命的特徴は、崇高なる人格者で権威を持ち、高級官僚になれるか、地位名誉を得るという吉暗示を持っています。
「印綬」は学問・技芸の習得性を持つ星で、印綬に羊刃が付くゆえ、イチローの“孤高なる求道者”と称される由縁は、まさにその命式に表れていると言えるでしょう。

大運（十年運）を見ると、算命学的には1999年より20年間、大運天冲殺期に入っています。この期間はそれまでの生き方が審判される期間と言え、天冲殺期に入る以前に、試練を甘受して努力精進してきた人は、この期間にさらに努力精進し続けることにより無限に成長発展することができ、逆に試練から逃げ、楽な道を選択してきた人は、天冲殺期によほど悔い改めない限り、無限に落ち続けるとされています。

2004年には年間最多安打記録を更新する262安打を放ちましたが、これは天才イチローが　「天運（天の時）」を感じて天中殺期に入る前に努力したものが確実に実った年といえましょう。

イチローの大運天冲殺期は2018年まで続きますが、大運天冲殺の終わる5年間は試練を受ける期間とされ、その5年が始まるのは2014年です。ということはあと5年間、イチローが41歳となるまで、現役で活躍し続けると予測できます。

すでにピート・ローズのメジャー通算１０年の２００本安打は越えたわけですから、今度は彼の生涯安打数4256安打をも超える、日米通産4300本前後に到達する可能性があるということです。

人が成功するためにはひたすら努力することが大切ですが、ただ闇雲に努力するよりも、天賦の才をまずは“知ること”、そしてそれを活かすことが大切だということです。

イチローはまさに「天運（天の時）」を活かした生きた見本だ、ということになります。