歴史を見てみると人は利己心が強くなりだすと「自分が何を持つか」にばかり意識が行ってしまい、人間として最も大切な「自分が何であるか」を無視してしまう結果、色んなものを奪っても自分のものにしようと色んな事に意識が分散し、心から満足できる自分に意識が行かなくなり運気が分散してしまうのです。

そこで古来より先人たちは、真に幸せになる為にはどうしたら良いか？と試案を重ね、研究を重ね、宇宙の法則に則り自分を知る方法として「命理学」なる学問を発見しました。

これは生まれた年・月・日・時間によって自分を知る方法で、永い年月をかけて人の生きざまと宇宙の法則に関係性がある事を見出してきました。

特に生まれた日の干支は本人の運命を、生まれた月の干支は家族を、生まれた年の干支は祖父母・先祖を、生まれた時間の干支は子孫を現わすという驚くべき統計の結果が出ているのです。

開運のポイントは先ずは“自分を知ること”からです。

明けましておめでとうございます。
今年も“天人地の風水”よろしくお願いします。
さて今月は今年の運勢について気学的観点から述べさせていただきたいと思います。

不思議なもので昨年の八白中宮の年の出来事も、９年前の２００１年と重なりましたが、今年の七赤中宮も９年前の七赤中宮の年と似たような出来事が起こる可能性があります。

９年前の七赤中宮の年２００２年、ヨーロッパでユーロ紙幣とユーロ硬貨の流通が始まり、田中真紀子議員は『口舌』?が原因で外務大臣を更迭され、辻元清美議員は秘書給与?流用?問題で議員辞職に追い込まれるなど、まさに七赤の象意が善悪両面に現れていることがわかります。

本年も国の内外にて、様々な金融政策がなされる反面、金融問題も生じるでしょう。
特に七赤金星の力が衰退の方向に動いているので、西を象徴する西欧諸国の中心であるアメリカ経済の景気低迷は依然続き、失業者の増加、ドル安のために輸出が促進され、円高により日本からの輸出減少、株価は乱高下する不安定な経済状況となるでしょう。

国政においては、政治資金問題や賄賂、一般社会においても横領などの金銭問題が生じ、議員の辞職、組織の責任者が退任に追い込まれるという事件が多発しそうです。これから国会において予算審議の妨げになってくるであろうO氏の“政治と金の問題”も今年は○○でハッキリと決着がついてくるでしょう。

９年前もそうだったように七赤中宮の年は、『口舌』が原因で問題が起こりやすい年であります。私ももちろん一国の首相はじめ大臣など責任ある立場であればあるほど、『口は災いの素』であることをよくよく肝に銘じて、語る言葉に責任をもってほしいものです。

また七赤中宮の年は九紫に暗剣殺が付くので、教育、書籍出版業界においては、教育上の失敗や諸問題が起こりやすく、多くの廃業や倒産を生むなど経済的には厳しい一年となるでしょう。

ここまで書くと暗い事ばかりですが、「易理」によると全ての現象は常に変化（循環）しているので悪い事は長くは続きません。
必ず好転の兆しがあります。
しかし悪い時に人は誰でも、良い時が来るまで待つよりも、一刻も早くその状況から脱出したいと思うものです。
その問題を解決し、時を掴むためにどうしたら良いか？？？
その解決方法は古代より多くの出来事や経験に裏打ちされて“あるもの”に込めて我々の先祖が教えてくれています・・（感謝）
この解決方法、“あるものは”とは・・・・・・・またの機会に　


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　次回に続く・・・・